arusi/harusi

arusi/harusi

arusi / harusi : 結婚、結婚式

花嫁は Bibi arusi
花婿は Bwana arusi といいます。

例文;
Jana nilihudhuria arusi ya kaka yangu.
昨日、私は兄の結婚式に出た。

私はタンザニアにいる頃、義兄と義妹の両方の結婚式に関わりました。
つまり、花婿側と花嫁側の両方の段取りに参加できました。
結婚式は、各民族によっていろいろ差があるのですが、タンザニアのチャガの場合、少なくとも4日間ぐらいはパーティーがあります。

結婚式前夜: この日は、花婿側のお使者が、花嫁をもらい受けに行く日です。 でも実際にはその日はもらい受けに “行く” だけで、実際にはもらって帰らずに “預けて” 帰ります。
結婚式当日: うちの場合はクリスチャンですから教会でとりおこない、その後に披露宴です。 これが2~3百人規模になります。
結婚式翌日: 当日よりはもう少しこぢんまりしたパーティーが行われます。といっても7~80人規模だったりするのですが。
1~2日後: 本当にごく近しい親戚だけが集まり、花嫁を “家” に受け入れることを認めるというか、歓迎するというか、パーティーがあります。

我が家でこれですから、もっとお金持ちだったら、どれだけのことをするのでしょうねぇ。

費用は、カンパをしたりもするんですよ。
結婚が決まると、友達や兄弟が中心になって奉加帳を回すんです。
誰から回すかの人選も大事です。
最初の人があまりに少ない金額を書くと、次の人も少額になりますからね。

中には、「なんでおれより先にあいつのところに行ったんだ!?」なんてことになるときも。
浮き世の義理としがらみは、どこでも同じですね。(^o^)ハハハ

 

anika

anika

anika : 干す
 
日当たりや風通しの良いところでものを乾かすことを指します。
 
例文;
Ukianika nguo za rangi kwenye jua kali, huharibika.
色物の服を強い日差しに干すと痛む。
 
この動詞は、洗濯物を干すだけではなく、お魚や穀物などにも使います。
 
お手伝いさんは、洗濯物を干す時ほとんど絞らないので、いつも私と揉めていました。
ちょっと丸めて押すぐらいで干そうとするのです。
そうすると乾きが悪いから、いつまでも日差しの下に置くことになって、色あせしてしまうんですよね。
 
TVなんかでみると、アフリカの人、すごく古い服を着ているように見えたりしますよね。
むろん着古しているものもあるでしょうが、お洗濯の仕方で色あせているものも多いと思います。
 
これでもか! ってほどたっぷりの洗剤で洗って、濯ぎはかなりいい加減で、強い日差しの所に絞らずに干す。
これでは絶対に痛みますよねぇ。

 

2013年1月30日 | カテゴリー : A 始まり | 投稿者 : nyamburra

amka

amka

amka : 起きる、目覚める、起床する

地面や席などから 起き上がる、立ち上がる という意味もある動詞です。

例文;
Nimeamka mapema leo.
今日は早く起きた。

買い物などに出かけようとしたとき、腰を上げない連れ合いに向かって
Amka bwnna, twnde.  “立ってよ。行きましょうよ。” と声をかけます。

そんなとき、わざとこんな返事が返ってきます。
Sijalala. 眠ってないよ。

これも一種の親父ギャグなのでしょうか。 連れ合いはこの手の冗談をよく言います。

 

2013年1月20日 | カテゴリー : A 始まり | 投稿者 : nyamburra

aga

aga

aga : さようなら/お別れを言う

別れる という意味の動詞です。

例文;
Nilimwaga mama yangu nilipotoka nyumbani.
私は家を出るとき母親にお別れを言った。

例文の状況は、家を出て上京します のような本格的なお別れだけではなく、毎朝学校や会社に出かけていくのも、これにあたります。
あるいは、夜、おやすみを言うのもこれにあてはまります。

もっと永久のお別れ、亡くなる という場合にも用います。

一体に、スワヒリ語は日本語と似て、物事をあからさまに言うのを嫌う傾向があります。
誰某が亡くなった などというとき、 fa 死ぬ という動詞ではなくaga dunia のような表現を良しとします。

死亡事故などで「何人が死んだ」などという場合でも同様で、ニュース記事など大勢が亡くなった場合は fa を使うときもありますが、記事のスペースに余裕があればそれなりの表現を用いているようです。

 

2013年1月9日 | カテゴリー : A 始まり | 投稿者 : nyamburra

anguka

anguka

anguka : 落ちる

落ちる という意味の動詞です。

例文;
Alipanda ngazi vibaya, akaanguka.
彼はハシゴを登り損ねて(悪く登って)、落ちた。

高いところからドーンと落ちるだけでなく、転ける、転ぶ、倒れる というときにも、この -anguka を使います。

下の娘が4歳ぐらいの頃でしたか、私の友人の家を二人で訪ねました。
私と友だちは居間でおしゃべり、彼女の子供たちとうちの娘は庭で駆け回って遊んでいました。

だいぶたってから彼女の上の子が走り込んできました。Anti! Hellena ameanguka!
私は「落ちた」と受け取ってびっくりしました。
庭の外れに建材を積んであったので、そこから落ちたのか、あるいは木に登ったのか、ともかく高いところから落ちたと思い大あわて。テーブルをひっくり返しそうになりながら外へ走り出ました。

娘は芝生でうつぶせになっていました。 Mami! Nimeanguka… どうしたの、どこから落ちたのと駆け寄ると、Hapa hapa. というではありませんか。

そこに友達も追いかけてきて、事情が分かった彼女が説明してくれました。
落ちたのではなく転んだのだと。

その他には、商売をしくじったりするのを、日本語で「転ける」といいますね。 スワヒリ語でも、同じ表現をします。

 

2012年12月17日 | カテゴリー : A 始まり | 投稿者 : nyamburra

abiria

abiria

abiria : 乗客

飛行機や汽車、バス、船などの乗客を指します。

東アフリカへ向う機内や到着した空港で、スワヒリ語のアナウンスが流れたら、聞き耳を立ててみてください。 きっとこの単語が聞き取れるはずです。

例文;
Basi hili limejaa abiria.
このバスは満員だ。

ケニャでは matatu が有名ですが、大型バスも走っていますが、乗るときは、ステップの高さに閉口します。 私は日本人としては決して足が短い方ではないのですが…

 

2012年11月25日 | カテゴリー : A 始まり | 投稿者 : nyamburra

andika

 andika : 書く 文字を書くことを指す動詞です。

例文;
Jamila ameandika jina lake ubaoni.
Jamilaは黒板に自分の名前を書いた。

日本語は、音の面では 書く と 描く は同じですが、スワヒリ語では使い分けます。

描く にあたるほうは chora といいます。

私が数独などのパズルを解いているのを連れ合いは chora の方で言います。
Unachorachora tena? みたいな感じで。

これが私には意味不明
いわゆるセンテンスを書いているわけではないから -chora を使うのか、それともからかっているのか、判りません。 どっちとも取れるんですもの。

 

2012年11月1日 | カテゴリー : A 始まり | 投稿者 : nyamburra