mpira (wa miguu)/soka

 mpira, soka

mpira (wa miguu)/soka;サッカー

mpiraゴム、ボールなどを指す名詞ですが、各種のボール競技も意味します。
mpira wa miguu 足のボール、つまりフットボールという言い方ですが、普通はmpiraでOKです。
なんといっても人気度一位ですからね。ani-wink01
英語からきたsokaもよく使われます。

例文;
Timu ya taifa ilifika fainali ya kombe la dunia katika mpira wa miguu.
ナショナルチームはサッカーワールドカップでファイナルに残った

mpira wa ~ でボール競技を表します。
mpira wa kikapu  バスケットボール basketiboli とも言います。
mpira wa mikono  バレーボール mpira wa wavuvoliboli とも言います。

その他のボール競技では;
ハンドボール handiboli
ネットボール netiboli というのがあり、バレーボールと混乱しそうですが、実際に使われているのはどうなんでしょう。。。

人気のあるゲームに ラグビー ragbi がありますが、ケニャが活躍しているのは七人制の方で、これは英語のまま Sevens と呼ばれているようです。

いよいよ始まるワールドカップ kombe la dunia
これから1ヶ月、熱くなりますね。

 

mbali

mbali

mbali: 遠く、遠い

1. ある地点や物と、他の地点や物の間の大きい隔たりを表します。(名詞)
2. 対照物と比較して隔たりが大きい、等しくないことも表します。(形容詞的用法)
    mbali na ~ の形で ~から遠い、~とは違う
3. まったく、完全に、徹底的に という意味の副詞としても使われます。

例文 1;
Safari ya hapa hadi Nairobi ni mbali.
ここからナイロビまでの旅は遠い

例文 2;
Njoroge tabia yake ni mbali na Juma, kwani yeye ni mpole lakini Juma ni mkali.
Njorogeの性格はJumaとは違う、彼は穏やかだがJumaは激しい。

例文 3;
Amekwenda mbali.
彼は出て行ってしまった(完全に行ってしまった)

ダルにいた頃、何度か家具をオーダーしたのですが、まぁ家具に限らず車の修理などもそうですが、
たいてい約束の日には仕上がりません。

He! Bado? まだなの?! という問いかけに返ってくる答はたいてい Bado kidogo. あと少しです

半分もできてなくても Bado kidogo でにっこりされるとむかつきます。

Kidogo chako ni mbali sana na changu. あなたの少しと私の少しは大違いね と言ってやったら、
なんと言ったと思います?!

Mama, unaongea Kiswahili bizuri kabisa. 奥さん、スワヒリ語上手ですね

そんな話ではない!! ani-ikari03

 

2014年4月2日 | カテゴリー : M 始まり | 投稿者 : nyamburra

mnazi

mnazi

mnazi : ヤシの木、椰子

アフリカの海岸地方というと思い浮かぶ、ヤシの木 です。

例文; Mnazi hukua vizuri sana katika ardhi ya mchanga wenye chumvi.
ヤシの木は塩分を含む土壌でよく育つ。

ヤシというのはヤシ科の総称で、2600種ほどあるそうですが、意外とアフリカには少なく、
そのうちの120種ほどが生えているに過ぎません。

でもヤシはとても有用な植物ですねぇ。
果実は食用、工業用に利用され、葉や茎も、様々な用途に使われます。

タンザニアの首都ダレサラームに Mnazi mmoja と呼ばれる地域があります。
意味は 一本ヤシ。
日本でも一本松という地名があったりしますし、英語圏でも Lone pine なんてところがあるようです。
まぁ、地名の起こりなんてそういうものなんでしょうが。

ダルにいた頃、ラジオを聞いていた夫が吹き出しました。
私はニュースが聞き取れなかったので、何があったのか尋ねました。
夫が言うには:
笑うのは、不謹慎なんだけれどさ。お通夜があってね、集まった人たちがヤシの木の下に座っていたらしいんだ。
そうしたら実が落ちてきて、弔問客の頭を直撃して、亡くなったんだって。

確かに、あの堅い実がまともに当たったら、死んじゃうでしょうねぇ。
それ以来、泳ぎに行ったときにシートを広げるのに、実がついたヤシの下は避けるようになりました。

 

2014年3月24日 | カテゴリー : M 始まり | 投稿者 : nyamburra

msafiri

msafiri

msafiri : 旅人、旅行者

旅路にある人、旅行している人を指す名詞です。

例文:
Msafiri aliondoka jana usiku.
旅人は昨夜出発した

各航空会社は機内誌にも力を入れていて、眺めているだけで楽しいですよね。
そして、中身だけでなくネーミングにも、各社それぞれの特色が出ています。

ケニャ航空を利用したことがある方は、ケニャ航空の機内誌 MSAFIRI を読んだことが
おありだと思います。
これはとてもストレートで、機内誌にぴったりですよね。

同じ旅行者を表す言葉に mtalii というのがありますが、こちらは 観光客 を指します。

 

2014年3月5日 | カテゴリー : M 始まり | 投稿者 : nyamburra

mshumaa

mshumaa

mshumaa ロウソク、キャンドル
 
停電の時には欠かせない ロウソク を指します。
 
例文;
Mshumaa mmoja unatosha kumulikia hapa.
ローソク1本で、ここを照らすには十分です。
 
ダルに住んでいた頃、停電用に必ず買っておいたロウソク。
あるとき、灯をつけたら、まるで花火でした。
 
バチバチッ、バシバシッと音を立てて火花が飛ぶのです。
 
喜んではいられません。だって、危ないですもの。
 
夫が言うには、蝋に水分が混じっているんじゃないだろうかって。
だから、灯すとその水分が跳ねるのだろうって。
 
パッケージまるごと全部、その花火ローソク(?)でした。
 
最近はそういうものは少ないだろうとは思いますが、何せ某国製品がたくさん売られているので、うかつに買うと同じような目に遭うかも…
 
案外東アフリカ産のものの方がよくて、アジアの某国製のものは劣るということがありますので、お買い物では気をつけてくださいね。

 

2013年8月3日 | カテゴリー : M 始まり | 投稿者 : nyamburra

mkate

mkate

mkate : パン

ローフ、ロール、バンズ、全部を指します。

例文;
Bei ya mkate imepanda siku hizi.
近頃、パンの値段が騰がった。

東アフリカの食べ物、大好きなのですが、パンだけは不満たらたらです。
本当に美味しいパンが見つからないのです。
だから、タンザニアにいる頃は家で毎日焼いていました。
20年以上経った今も、美味しくないです。

でも、トーストにしたときだけは満足です。
日本式のふわふわトーストではなく、本物のトーストになります。

ところが、サンドイッチにしようと思ったりすると、バターを塗るのも大変で、なんというか、ボロボロこぼれてしまう感じなんです。

ある日、付き合いのない近所の奥さんが訪ねてきました。
どこで聞いたのか、私の作るパンが美味しいということなので、レシピを教えて欲しいというのです。

東アフリカでは、家で作ったちょっとしたもの、例えば炒ったピーナツ、ポテトクリスピーなんかを売って、生活費にする主婦が大勢います。
彼女も、美味しいパンを売りたいというのです。

でもね、私のレシピは、かなり裕福な友人達でも 「それ、パンじゃないわ。ケーキよ」 というほど、卵、バター、ミルクをたっぷり使うものです。

奥さん、採算が合わない…と諦めて帰りました。

 

2013年7月20日 | カテゴリー : M 始まり | 投稿者 : nyamburra

maziwa

maziwa

maziwa : ミルク、牛乳

動物が出すミルクと、植物が出す乳液、両方を指します。

例文;
Mtoto yule ananyonya maziwa ya mama yake.
あの子は母親の乳を飲んでいる。

東アフリカの人は maziwa lala と呼ばれる ヨーグルトも大好きのようです。

これは買ってくるだけでなく、新鮮なミルクがあれば自宅で作ることができます。
ヨーグルト菌など面倒なものはいりません。
買ってきたミルクを冷蔵庫などに入れずに放置すれば良いだけで、翌日にはできあがります。

タンザニアに住んでいた頃、夫と私、まだ小さかった娘二人の4人家族で、毎日2リットルの牛乳を消費していました。
半分は chai ya maziwa ミルク・ティー 用で、残りの半分はヨーグルト用です。
娘たちは夕方のおやつの時間に飲ませていましたが、大半は夫が消費していました。
特に、お酒を飲んで帰ってきて、食事が欲しくないときなど、好んで飲んでいました。

初めて夫の田舎へ行ったとき、彼が舅や義兄たちと家の中で話している間、私は姑や義姉たちと中庭でお喋りしていました。
義姉たちが「ミルク、飲む?」って聞いてくれたのでハイと答えると「お砂糖は?」と重ねて聞いてくれました。
私は、ミルクにお砂糖を入れる習慣はなかったのでいいえと答えました。
出されたミルク、なんとなくモロモロの感じ…。
そして口に入れると酸っぱい…。
でも、姑も義姉たちも気にせず飲んでいるので「腐ってます」とも言えないし…。
いっそお砂糖を入れて貰っていれば、紛らわせて飲んでしまうこともできたのにと悔やまれました。
「美味しい?」 と聞かれて「はい」といいつつ、グラスの中身は減っていきません

夫が出てきてグラスを目にして、「ミルク貰ったの!」っていいます。
ここは夫に頼るしかありません。
「お姉さんたち飲んでいるけれど、腐っているみたい」 というと、「違うよ、これはヨーグルトなんだ。飲めないの?」というではありませんか。
というわけで、残りは夫に飲んで貰いました。
義姉たちは、慣れない人はお砂糖を入れたがるけれど、あなたは慣れているんだと思ったわと大笑いしました。

舅は当時七十代でしたが、どう見ても六十そこそこにしか見えませんでした。
そして八十いくつで亡くなりましたが、若さと元気の源はこのヨーグルトだと、舅自身も夫も言っていました。

私も、その後、自宅でも作るようになって大好きになりました。

 

2013年5月22日 | カテゴリー : M 始まり | 投稿者 : nyamburra

mvulana

mvulana

mvulana : 男の子、少年
 
日本語の 少年 よりもかなり上の年齢層まで含む場合もあります。
 
例文;
Mtoto wake wa kwanza ni mvulana.
彼の最初の子どもは男の子です。
 
これも msichana 同様に ボーイフレンドを指したりもします。
また、kijana 青年/若者 と重なる部分もあります。
 
日本語では 幼児 → 少年 → 青年 と進んでいきますが、muvulana も kijana も、幼児に対して使うこともあり、mvulana が30代半ばの男性を指す場合もあります。
 
この mvulana に対する呼びかけも、相手が幼ければ Kaka でもOKですが、日本人の感覚で少年期の後半、あるいは青年期の人なら Bwana と呼びかける方が無難でしょう。
 
また、よそのお宅の使用人に呼びかける場合も、若ければ Kaka、そこそこの年齢の人なら Bwana の方がベターです。

 

2013年5月6日 | カテゴリー : M 始まり | 投稿者 : nyamburra

msichana

msichana

msichana : 女の子、少女

まだ結婚していない女の子を指す言葉です。

例文;
Msichana yule anakwenda sokoni kununua mchele.
あの少女は市場へお米を買いに行きます。

msichana wake といった場合には、彼のガール・フレンド の意味で使うこともありますし、彼の娘 という場合もあります。
前後から判断する必要がある言葉は要注意ですね。

お手伝いさんを msichana wa kazi といったりもします。

じゃぁ、この msichana に呼びかけるときはどういえばいいのでしょう。

例えば;よそのお家へ伺って、そこのお手伝いさんにものを頼みたいような場合なら、Dada あたりで良いと思いますが、完全に大人の人の場合は Mama と呼びかける方がいいかもしれません。

もし、誰かのガール・フレンドである場合、結婚していないが一緒に住んでいるなどの実績がある間柄なら Mama がいいでしょう。

日本では「おばさん」と呼ばれるのを嫌って、いい年をした人でも「おねえさん」と呼ばれたがるようですが、小学校低学年ぐらいの子ならともかく、ハイスクールにでも行ってそうな女の子に対して Dada呼ばわりは失礼なときもあります。
Mama あるいは Anti の方が無難なこともある、というのは記憶しておいた方がいいでしょう。

 

2013年5月2日 | カテゴリー : M 始まり | 投稿者 : nyamburra

miwani

miwani

miwani:眼鏡

眼鏡を指す名詞で、複数形で用います。

例文;
Macho ya mama siku hizi yanahitaji miwani.
母の目は、最近眼鏡が必要です。

アフリカの人は目が良い、視力が5.0だ などとTVで言うものだから、アフリカでは眼鏡をかけている人は少ないようにお思いの方もいらっしゃるのでは。

案外眼鏡を使っている人、多いんですよ。
ナイロビの目抜き通りにも何軒もの眼鏡屋さんがあります。

何年か前、そのうちの一軒で大げんかしました。

連れ合いが、持ち込んだフレームでレンズだけ変えてもらうオーダーをしていたのです。
約束の時間に取りに行くと、しばらく待たされたあげく夕方にもう一度来てくれというんです。

そういうことはよくあるので、腹を立てながらも一旦帰宅しました。
そうしたら、夕方、出かけようかなと思っているところに電話があって、フレームを壊してしまったと言うではありませんか。

きっと昼間に出かけたときには壊してしまっていて、うまく修理できたらそのまま渡そうとしたけれど、出来なかったんだなと思いました。

急いでお店に行くと、修理するから明日まで待って欲しいというのです。

そこで私は切れました。(-.-#)
だってそうでしょう。壊したら弁償じゃないですか。
なんで修理するの

もう店先で大声でわめき散らして、大勢いるお客も驚いていましたが、私は負けずに交渉して、新しいフレームを弁償させました。

たぶんこの中○人、開店以来クレームなんて受け付けてなかったんだと思いました。
いわゆる「鳩が豆鉄砲を食った」みたいな、何とも驚いたって顔をしていましたから。

一体にアフリカの人って、こういうときに泣き寝入りする人が多いんです。

ナイロビの商店って、イン○系や○ラブ系の人、最近では中○系の人が多いのですが、アフリカ人が大人しいのを良いことに食い物にしているといつも感じているので、思いっきり言いたいことを言ってやりました。

最初は驚いていた他のお客も、途中からそうだ、そうだって応援してくれました。

私を見習って(?)、つけるべきクレームはつけるよう、変わって欲しいと思いました。

この眼鏡屋さん、ヒル○ン・アーケードに昔からあったお店で、いつの頃からかオーナーが中○人に変わったのですが、場所は一流でも経営は三流になったなって、つくづく思いました。

 

2013年4月12日 | カテゴリー : M 始まり | 投稿者 : nyamburra