kubwa

kubwa

kubwa : 大きい

姿形が大きいことを表す形容詞ですが、年齢が大きい、地位が上、重要度が高いことなども表します。

例文;
Sweta hii ni kubwa sana kwangu.
このセーターは私には大きい。

いろんな意味で “大きい” ことを指すので、使い勝手がいいとも言えます。

子どもに「もう大きいんだから」というときには使えますが、
「いい年をした大人が」という意味での “大きい” には使えません。
その場合は zima という形容詞を使うことになります。
 
mtoto mkubwa (年齢的に)大きな子ども 
mtu mkubwa  (地位が)上の人、偉い人 
mtu mzima    成人、一人前の人、健康な人
 
こういう差になります。

 

2014年3月28日 | カテゴリー : K 始まり | 投稿者 : nyamburra

mnazi

mnazi

mnazi : ヤシの木、椰子

アフリカの海岸地方というと思い浮かぶ、ヤシの木 です。

例文; Mnazi hukua vizuri sana katika ardhi ya mchanga wenye chumvi.
ヤシの木は塩分を含む土壌でよく育つ。

ヤシというのはヤシ科の総称で、2600種ほどあるそうですが、意外とアフリカには少なく、
そのうちの120種ほどが生えているに過ぎません。

でもヤシはとても有用な植物ですねぇ。
果実は食用、工業用に利用され、葉や茎も、様々な用途に使われます。

タンザニアの首都ダレサラームに Mnazi mmoja と呼ばれる地域があります。
意味は 一本ヤシ。
日本でも一本松という地名があったりしますし、英語圏でも Lone pine なんてところがあるようです。
まぁ、地名の起こりなんてそういうものなんでしょうが。

ダルにいた頃、ラジオを聞いていた夫が吹き出しました。
私はニュースが聞き取れなかったので、何があったのか尋ねました。
夫が言うには:
笑うのは、不謹慎なんだけれどさ。お通夜があってね、集まった人たちがヤシの木の下に座っていたらしいんだ。
そうしたら実が落ちてきて、弔問客の頭を直撃して、亡くなったんだって。

確かに、あの堅い実がまともに当たったら、死んじゃうでしょうねぇ。
それ以来、泳ぎに行ったときにシートを広げるのに、実がついたヤシの下は避けるようになりました。

 

2014年3月24日 | カテゴリー : M 始まり | 投稿者 : nyamburra

safisha

safisha

safisha : 綺麗にする、洗う

汚れを取り除く動作を指します。

例文;
Anasafisha vyombo vya chumbani.
彼は部屋の道具を綺麗にしています。

同じ洗うでも、洗濯する という場合は fua が使われます。

食器や調理器具などは safisha を使うことが多いですが、fua を使う人もたまにいます。

お水が貴重なのでしょう、田舎出のお手伝いさんに限らず、食器洗いにしろお洗濯にしろ、
お水の使用量はもの凄く少ないです。
結果として、すすぎがとても雑に見えます。kao-acha

これは東アフリカに限らず、同じくお水が貴重な国々はどこも同じようで、少しぐらい泡が
残っていても平気なようです。
私はこれが我慢できないので、精神的に腹痛を起こします。kao-uruuru

それでも、5年近いタンザニア暮らしで少ないお水で食器を洗う術を習得していましたので、
阪神淡路大震災の時には助かりました。

でも、今はそんなことを忘れて、ついついお水を出しっぱなしで食事の下ごしらえを。。。
( ゜o゜) ハッ イカン ワタシ ハ ナニ ヲ ヤッテルンダ (^_^A; \(_ _ ) ハンセイ

 

2014年3月18日 | カテゴリー : S 始まり | 投稿者 : nyamburra

msafiri

msafiri

msafiri : 旅人、旅行者

旅路にある人、旅行している人を指す名詞です。

例文:
Msafiri aliondoka jana usiku.
旅人は昨夜出発した

各航空会社は機内誌にも力を入れていて、眺めているだけで楽しいですよね。
そして、中身だけでなくネーミングにも、各社それぞれの特色が出ています。

ケニャ航空を利用したことがある方は、ケニャ航空の機内誌 MSAFIRI を読んだことが
おありだと思います。
これはとてもストレートで、機内誌にぴったりですよね。

同じ旅行者を表す言葉に mtalii というのがありますが、こちらは 観光客 を指します。

 

2014年3月5日 | カテゴリー : M 始まり | 投稿者 : nyamburra

kuti

kuti

kuti : ヤシの葉

ヤシは枝がないので、幹から葉が出ています。

例文; Paa la kibanda kile limezeekwa kwa makuti.
あの小屋の屋根のヤシの葉は古くなった。

ヤシの葉は、屋根葺きに使ったり、かごやマットを編んだりと利用範囲が広いものです。

引っ越した先はかなり大きな家で、しっかりしたゲートがあったのですが、
格子状の門扉から中が丸見えでした。
夫も気になったみたいで、翌日には makuti を買ってきました。
そして、畑の世話をさせている男の子たちを呼び寄せ、門扉に結わえ付けさせました。

買ってきた makuti は、きれいに編まれていました。
羽状複葉のヤシの葉を、軸を中心に二つ折りにし、小葉を平織り状に編んであるのです。
それを門扉に、適当に重なるようにずらして並べて結わえ付けるわけです。
できあがりはとてもきれいなものでした。
ただ、買ってきたときにはきれいなグリーンだったのに、少しすると枯れ草色になってしまったのが、
当たり前なんだけれど、残念でした。

残った makuti を、男の子たちは欲しいといって持って帰りました。
後日、畑を訪ねると、彼らが寝泊まりしている小屋の扉は板戸になっていたのですが、
昼寝の時間用の簡易ドアのようなものを、makuti で作っていました。
「涼しくて快適です」とうれしそうに言っていましたが、誰が昼寝の時間を許可したんだ! kao-okotta

 

2014年3月2日 | カテゴリー : K 始まり | 投稿者 : nyamburra