kandambili/lapa

kandambili/lapa

kandambili/lapa;ビーチサンダル

鼻緒がついたサンダルのことを指します。

lapaは複数形で用い、片足だけを指す場合のみ単数でいいます。

malapaは室内履きとしてだけでなく、隣近所や街中に出かけるときまで重宝されている履き物です。

以前は単色のものばかりだったのですが、最近はおしゃれなものも売っていて、毎年新しいデザインがでてくるので、行くたびに買うのが楽しみです。
もっとも、そういうデザインものは子供用なのか、あまり大きなサイズのものはないようです。
また、履いている大人も見たことがありません。kao-komatta

ケニャでもタンザニアでも、とくに女の人達はかなり大きめのサイズのものを好んで履き、踵から2~3センチでているのが普通です。

そのためか、可愛らしいデザインのものを選んでいると、あなたのサイズはないよと言われます。
でも私は自分のサイズ通りで履くので子供用でもOKです。

今は品質が良くなってきているので、買ってきて履くなり鼻緒が切れるなんていうことはほぼないですが、昔はよくありました。

そんなとき、みんな泣き寝入りなのには驚きました。

私は一度交換に行ったことがあります!

最初店員は「この人なんなの? バカじゃないの」みたいな顔をしていましたが、怯まず、店主を出せと言ってやりました。
出てきた店主も同様でしたが、レシートを見せ、買ったばかりだと納得させ取り換えさせました。

一体にダルでもナイロビでも、お店の人の方が偉そうにしていて、買い手は “売って貰っている” ような雰囲気で。。。
だからクレームを付けるということは殆どなかったようですが、近年、大手スーパーなどではよく見かけるようになりました。

でも、クレームを付けているのは裕福そうな人達ばっかりで、たぶん1~2点だけ買うような人は、今も泣き寝入りなのではないかなと思います。

買い手が強くなりすぎるのも問題でしょうが、売り手が不当に強いのはもっと問題だと、いつも思っています。

 

lala

lala

lala : 寝る、眠る、横たわる

生き物だけではなく、物が横たわっている状態も表します。

例文;
Nililala usingizi mnono.
私はぐっすり眠った。

旅行者にとって十分な睡眠を取ることはとても大事です。
眠れないと疲労が蓄積し、風邪やお腹の不調を招く原因にもなりますから。

東アフリカへ動物を見に行くのが目的のツアーで行った場合は、睡眠不足の心配はあまりないと思います。
というのは、国立公園などで宿泊しているときには夜遊びに出かけていく場所がないですから
それに、翌朝のゲーム・ドライブに備えて、皆さん早寝なさいますから。

ロッジやテント・キャンプでのお客に対する心配りによって、よく眠れたりそうでなかったりというのもありますね。

ケニャの某テント・キャンプに泊まったときのこと;
夕食から戻ると、ベッド・カバーを外し、湯たんぽを入れてくれていました。
そして枕の上にはブーゲンビリアの花が2~3輪そっと置かれていました。
それはうっとりする演出でした。

ロッジなどで宿泊しているときには、夜中に一度外に出てみてください。
でも、危ないですから部屋からは離れないでくださいね。
敷地内は夜警が見廻ってくれているので、その点では安心なのですが、野生動物が入ってくることがありますから、部屋やテントのすぐ外あたりからは遠ざからないでください。

もう20年以上も前ですが、マサイ・マラの老舗ロッジに泊まったときには、ディナーも終わって、バーの人影も少なくなった頃、中庭の端の方をヒョウが横切っていきました。

じゃぁ、外に出て何をするの?ということですが、夜空を見上げてください。
信じられない数の星々を見ることができま。
本当に星なのか、それとも自分の目がちかちかしているのか判らなくなるぐらいです。

このことを話したら「日本でだって冬の空は星が多いよ」といった人がいますが、とてもじゃないけれど比べものになりません

そして、季節と場所によっては蛍も加わります。
夜空の星と流れ星、地上には蛍。 本当に幻想的です。

 

2013年1月26日 | カテゴリー : L 始まり | 投稿者 : nyamburra

lamba/ramba

 lamba/ramba

lamba/ramba : 舐める、嘗める

器を舐めたり、傷を嘗めたり という動作を表します。

例文;
Baraka! Usilambe bakuri!
バラカ! 器を舐めないで!

美味しいものだと、ついつい子どもはお皿を嘗めたりします。
下町というか、家が建て込んだあたりに住んでいると、時折母親がこんな風に大声を出すのが聞こえてきます。

指についた食べ物を嘗めとる場合は lamba/ramba で良いのですが、赤ちゃんが指をしゃぶる動作は nyonya を使います。

ガイドブックなどで、スワヒリ語には L と R の区別がないみたいなことを書いているのがありますが、例外的にどちらの表記もあるものを除いて、区別は存在します。

で、この lamba/ramba は、どちらも存在する単語です。 (辞書によっては lamba だけのものもあります)

 

la

kula

la : 食べる

kula という形で使われることが多い、食べるという意味の動詞です。

nywala など、単音節動詞と呼ばれる動詞は、時制によっては ku を添えて用いられます。
詳しくは スワヒリ語教室 をご覧ください。

例文;
Napenda kula mayai na matunda asubuhi.
私は朝食に、卵と果物を食べるのが好きです。

使い込み や 横領 といった、公金や他の人から預かったお金を使ってしまうというようなのも、kula を使って表したりします。
例文;
Amekula pesa za serikali.
彼は政府のお金を使い込んだ/横領した。

あるいは、費用がかさむようなときも kula で表します。
例文;
Kujenga nyumba kunakula pesa nyingi sana.
家を建てるのはとてもお金がかかる。

お金に関して kula という動詞が使われるときは、概していい意味ではないようですね。(^o^)ハハハ

 

2012年12月29日 | カテゴリー : L 始まり | 投稿者 : nyamburra

lima

lima

lima : 耕す、耕作する、栽培する

田畑を耕す動作や、ある作物を栽培することを指す動詞です。

例文;
Mkulima analima shamba lake kwa jembe.
お百姓さんが畑を鍬で耕しています。

例文のように目的語が shamba 畑の場合は 耕す になり、analima karoti となれば ニンジンを栽培する/育てる という意味になります。

東アフリカには、農耕、牧畜、遊牧、狩猟など、生業を異にする民族が住んでいます。
タンザニアの、キリマンジャロの麓のモシに住むチャガ人は農耕民です。

夫の姉夫婦がダレサラームに大きな家を建てました。義兄の仕事の関係でウイーンに住んでいるのですが、その間に、管理する人を雇って建てたものです。二人が一時帰国して、盛大な完成パーティーが行われました。
姉にとっては姑になる、義兄の母親もモシからやってきました。とても働き者のこのママ、私も彼女が大好きなので、しばらくダレサラームに留まるというので喜んでいました。

義姉夫婦は海外生活も長いので、この大邸宅の庭をきれいな花々と木々で美々しく飾っていました。
よく見かける、バナナやトウモロコシが植わった大邸宅は、姉たちの好みではなかったのです。

ところが、働き者の姑が、庭にバナナを植えてしまったのです。
悪気はないのですが、彼女にとっては空き地があればバナナやトウモロコシを植え育てるのは当たり前のことですから、しっかりと耕して、裏庭はすっかりバナナ畑に

姑のしたことですから、さすがに姉も抜き去ることができません。
結局、姑がモシから出てくるたびに、裏庭の畑は広くなり、花壇は狭くなっていきました。

私たちが家を建て始めたとき、二人で、家庭菜園は作らない、特にバナナとトウモロコシは植えないということを、身内親戚にも守らせようと決めました。

かなりしっかり、きつく申し渡さないと、誰かが耕してしまいますからねぇ。

 

2012年11月19日 | カテゴリー : L 始まり | 投稿者 : nyamburra