fundisha

fundisha

fundisha : 教える

知識や技術を 教える という意味の動詞です。

例文;
Baba anamfudisha mtoto wake hesabu.
お父さんは子どもに計算を教えています。

読み書きを教えたり、編み物や縫い物、あるいは狩りや農耕の技術を教えたり、という場合の 教える という意味で使います。

日本では道を尋ねるのも 教えてください という言い方をしますので、この動詞で道順を尋ねる人がいますが、間違いです。
道を尋ねる場合は onyesha 示す を使って尋ねるのがいいでしょう。

「アフリカでは子どもたちも重要な労働力である」と固く信じている日本人が大勢います。
確かに、農村部へ行けば今でもそうなんだろうと思いますが、都会の有産・中産階級の家庭では、子どもたちは勉強することを第一義とされている場合が多いです。

仕事から戻った両親が宿題に目を通すのは当たり前のことで、余裕がある家庭では、学校帰りにそのまま tuisheni(tuition=英)と呼ばれる 塾 に通わせたりします。 今ではパソコン教室に通っている子どもたちも多いようです。

寮制の学校へ入れる親も多いです。小さいうちは不憫に感じてか、5年生ぐらいから寮に入れるという家庭もあります。厳しい学校では、休暇の時以外は、土日の父母の面会も認めないというようなところもあるようです。 寮制の学校では、正規の授業が終わったあとにいわゆる補習授業も行われているようです。

 進学率の高さが『良い学校の』の証であるのはどの国も同じようですねぇ…

 

2012年11月30日 | カテゴリー : F 始まり | 投稿者 : nyamburra

embe

embe

embe : マンゴー

甘くておいしいマンゴーです。

例文;
Nenda sokoni kanunue maembe.
市場へ行ってマンゴーを買ってきなさい

東アフリカでは、何種類かのマンゴーが売られています。

よく見かけるのが、上の画像のようなグリーンの大きなマンゴー。
スーパーなどでは見かけませんが、子どもがおやつに買うのか、学校の近くの露天などでよく見かける、女性の握りこぶしよりも小型のものもあります。
ちょっとお値段高めのアップル・マンゴーなど、いろいろあります。

でも、高めって、いくらぐらいだとお思いですか?

スーパーではキロいくらの量り売りなのですが、マーケットではたいてい1個いくらで売っていて、アップル・マンゴーは高めでも1個50円位でしょうか。

マンゴーの木は大きくて、たくさん実を付けます。本当に鈴生りの感じです。 だから、東アフリカにいると、日本のマンゴーの値段が信じられません。と言うか、バカらしく思えます。

アボカド は parachichi と言いますが、これも embe と呼ぶ人もいます。

 

2012年11月29日 | カテゴリー : E 始まり | 投稿者 : nyamburra

daladala / matatu

daladala / matatu

daladala / matatu : 乗り合いミニバス

もっとも庶民的な移動手段です。

例文;
Nikienda Nakuru nitapanda matatu.
ナクルに行くときはマタトゥに乗ります。

ナイロビなど、大・中型のバスも走っていますが、台数もルートも多いのは matatu
タンザニアでは daladala と呼ばれます。

これは、ワゴン車を改造したもので、最近は法律が改正され、取り締まりも厳しくなったので、定員オーバーはあまり見かけませんが (でも、あります)、少し前までは20人以上詰め込むことなどざらでした。

実は数えるほどしか乗ったことがないのですが、かなり勇気がいる乗り物です。

一度なんか、前の席に乗っていた妊婦さんらしき女性が気分を悪くし、窓から顔をだして吐き戻しました。窓が閉まっていたから良かったものの…
 私は乗り物酔いする方なので、つられて酔わないかと本当に心配でした。

車内は超満員で乗るのですが、小さな子どもを連れた人にはみんな親切です。
子どもは、親の膝に乗せるということで無料なのですが、複数の子どもを連れた人がたくさんいます。そんなとき、誰かが自分の膝に乗せてくれるようです。

あるいは、長距離のmatatuに子どもだけ乗せるということもします。乗せるときに車掌さんに頼んでおくと、終点の事務所まで連れて行ってくれます。引き取りの人が来るまで事務所で待たせてくれるそうです。

少し前まではギンギラの装飾とガンガンならす音楽で有名でしたが、これも法規制で止められているとかいうことで、外見は少しおとなしくなってきているそうです。

 

 

chai

chai

chai : 紅茶

基本的には 紅茶 を指します。

ミルクとお砂糖がたっぷり入った東アフリカの紅茶はとても美味しいです。
普段はミルクもお砂糖も入れないって方も、ご旅行中にはぜひ東アフリカ風の紅茶を味わってみてください。きっとやみつきになります。

例文;
Napenda sana kunywa chai.
私は紅茶を飲むのが好きです。

大きなホテルなどで出だされる紅茶は、たいていティーバッグを使ったもので、お砂糖とミルクは別に運ばれてきますが、ややローカルなお店では、ミルクをたっぷり入れて沸かしたものが運ばれてきて、お砂糖だけ自分で入れるところが多いようです。

日本のようにカップに6文目なんてことはなく、溢れんばかりになみなみと注がれます。
これは、お酒なんかもそうですが、溢れさせて地面にこぼして、それが先祖への供養だったことへの名残かもしれません。

“基本的” な意味以外に 賄賂 という意味もあります。 同じ意味では soda というのもあります。

政財界を揺るがす大きなものから、ちょこっと小さなものまで賄賂も様々ですが…
賄賂の要求は「のどが渇いたなぁ」って言ってきます。
のどが渇いた → 紅茶/ソーダが飲みたい = 賄賂をよこせ

いやですねぇ

Africa想い出部屋の「トラブルな旅」では、私の体験談をご紹介していますので、読んでみてください。

 

2012年11月27日 | カテゴリー : Ch 始まり | 投稿者 : nyamburra

bei

bei

bei : 値段、価格

商品の値段、価格を指します。

旅行者の楽しみの一つはショッピング。
豪華なブランド・ショップでのお買い物では味わえない、売り手との駆け引きが楽しめるのが東アフリカでのお買い物。

露天の土産物屋だけでなく、街中のお店でも値切ってみてください。

例文;
Mbona bei kubwa namna hii?
なんでそんなに高いの?

ケニャやタンザニアでは、価格が書かれている場合は 115/= みたいな形で表されています。
これだと 115シリング ということです。
スラッシュの後の = は セントにあたる部分ですが、今は使われていません。

価格が書かれていると「値切れない…」と思ってしまいがちですが、スーパーマーケットや書店、薬店など値切れないところもありますが、それ以外のお店では一応値切ってみることです。

 私の値切りの失敗談:
まとめて買うと安くなるのは商売の常識。 そんなわけでまとめ買いしたのが、なんと! 杖!!
安くなったのはいいのですが、荷物になる (・_・、)

かなり値切って、その点では満足だったのですが、杖二本… きれいな彫りがあるのですが、いい木を使っているものだったので重い。 杖って、使わなくていい人には単に重いだけです! しかも二本。。。

ツアーの最終日メンバーから「一本譲って」という申し出。
喜んでお譲りしましたが、心の底では 『だったらもっと早く言ってくれればいいのに・・・』

 

2012年11月26日 | カテゴリー : B 始まり | 投稿者 : nyamburra

abiria

abiria

abiria : 乗客

飛行機や汽車、バス、船などの乗客を指します。

東アフリカへ向う機内や到着した空港で、スワヒリ語のアナウンスが流れたら、聞き耳を立ててみてください。 きっとこの単語が聞き取れるはずです。

例文;
Basi hili limejaa abiria.
このバスは満員だ。

ケニャでは matatu が有名ですが、大型バスも走っていますが、乗るときは、ステップの高さに閉口します。 私は日本人としては決して足が短い方ではないのですが…

 

2012年11月25日 | カテゴリー : A 始まり | 投稿者 : nyamburra

tambaa

tambaa

tambaa ; 這う、匍う

赤ちゃんがハイハイするような、ひざ/足と手を使って進む動作を指します。

例文;
Mjukuu wangu ameanza kutambaa.
私の孫はハイハイを始めた。

ヘビが進んでいくのも、この動詞で表します。

畳の上だとそうも思わないのですが、みんなが靴のままいる床を赤ちゃんが這うのって、不潔な感じがしていやです。

ハイハイが不潔な感じでいやなのよりも、伝い歩きを始めた頃の心配の尾方がいやですね。

東アフリカのおうちって、フローリングの床のところもありますが、テラゾーやコンクリート打ちっ放しなんてところが多くって、転倒したらと思うと怖いです。

 

2012年11月24日 | カテゴリー : T 始まり | 投稿者 : nyamburra

pumzika

pumzika

pumzika : 休憩する

何か用事なり仕事なりをしたあと,あるいは途中に休憩することを指す動詞です。

例文;
Nilipumzika kwa muda.
私は少し休憩した。

どこの国でもそうでしょうが、ツアーのガイドさんや添乗員さんというのは、行く先々の休憩所で、それなりの接待を受けます。

ケニャでも、ツアーの移動中に立ち寄る休憩所というのは、トイレ休憩とお土産物を買うというのが目的ですから、ドライバーさんやガイドさんたちは、自分に都合の良い (?) ところで車を止めます。つまり、キックバックの良いところへ連れて行くわけですね。

そして、私たちがお土産物屋さんを覗いている間、ドライバーさんたちは冷たいソーダや美味しい紅茶をご馳走になっているというわけです。

私は、ナイロビで馴染みのお店があったりするので、途中ではあまり熱心には買い物しないので、早々に切り上げてドライバーさんたちのところに行きます。 Tupumzike pamoja. 一緒に休憩させて といってドライバーさんたちの中に入っていくと、結構おもしろい話が聞けます。
中にはここに書けないようなお話も出たりするんですよ

あるときは、ロッジのロビーで一人でお茶を飲んでいたら、少し離れた席に、ドライバーさんたちが何人か集まって、やはりお茶を飲んでいました。
聞くとはなしに聞いていると、一人のドライバーがお客のフ○ンス人の悪口を。。。

その内容が、その国の人としてはありそうな話だったので、思わず笑ってしまいました (=’m’)くすくすっ♪

ドライバーさんたちは私に気づいたのですが、なかの一人が私を知っていたようで「あの人、スワヒリ語が分かるから」って他のドライバーを制しようとしました。

ありそうなことだと思うから大丈夫よ! っていってウインクしてやりました。

 

2012年11月23日 | カテゴリー : P 始まり | 投稿者 : nyamburra

zito

zito

zito : 重い

重い という意味の形容詞です。

例文;
Anabeba mzigo mzito.
彼は重い荷物を担いでいる

単純には、例文のようなことになるのですが、その他にも幅広い意味合いで使われます。

例えば、 ことがらなどに対して用いると 重要な深刻な のような意味になり、液体に使うと 濃い を意味したり、人に対して使うと 鈍重な分かりの遅い飲み込みの悪い のようなよろしくない意味になったり、声に対してだと 野太い のような意味になったり。。。

日本語のことわざに 血は水より濃い といいますね。
スワヒリ語では Damu ni nzito kuliko maji.
意味も使い方も同じです。

もう一つことわざをいきましょうか。

Zito hufuatwa na jepesi.
重いこと(辛いこと)は軽いこと(楽なこと)に続かれている。

つまり、どんな苦しいこともいつまでも続かない。 そのあとにはいいことが待っている。

(゜-゜;)ウーン、言い切れないと思うけれど

私のサイト『スワヒリ語教室』では、140編あまりのスワヒリ語のことわざをご紹介しています。
また、ブログ『Africa徒然草』でも、ご紹介を始めました。
これからも増やしていく予定ですから、よろしくお願いします。

 

2012年11月22日 | カテゴリー : Z 始まり | 投稿者 : nyamburra

vuruga

vuruga

vuruga : かき乱す

きちんと整理したり並んだりしているものをかき乱す動作を指します。

例文;
Mbona umevurugavuruga vitabu?
なんで本を散らかしたの!

本や食べ物といった実体のあるものだけではなく、仕事を壊す、思考を乱す、みたいな表現にも使います。

辞書には、かき混ぜるかき回す という意味も出てきます。混乱させるのではなく、水と粉を混ぜ合わせるというような意味合いのほうです。

ただ、私の知る限りでは、そのような場合は koroga が用いられ、buruga は、あくまで破壊行為、ダメにする行為を指していました。

 

2012年11月21日 | カテゴリー : V 始まり | 投稿者 : nyamburra