kompyuta / tarakishi / tarakilishi

kompyuta

kompyuta / tarakishi / tarakilishi : コンピュータ

英語からきた kompyuta と、スワヒリ語の審議会のようなところで決められた tarakishi /tarakilishi とがありますが、よく使用されているのは kompyuta の方だと思います。

例文;
Kompyuta inafaa kufanya shughuli mbalimbali
コンピュータは様々な仕事ができる

東アフリカでのコンピュータの普及も早かったですねぇ。
むろん、日本のようにほとんどの家庭にありますというような状況にはまだまだ遠いですが、小さな街でもサイバーカフェができていたり、幹線道路沿いのお土産物屋さんからメールできたりと、本当に便利になっています。
10年ほど前には、電話もなかったようなところでネットができるのですから。

ナイロビなど大都会の、裕福な家の子どもたちはパソコン教室に通ったりしています。
また、学校で習う子も多く、サイバーカフェで、息子や娘から教わっている親というのもよく見かけます。
職場にパソコンが入ってくるので、どうしても覚えないわけにはいきませんから、みんな必死で頑張っています。
サイバーカフェでやっているPC教室も盛況のようです。

 

tausi

tausi

tausi : クジャク

あの美しい鳥、クジャクです。

例文;
Tausi dume ana mkia wa kupendeza sana.
雄のクジャクはとてもきれいな尾を持っている。

東アフリカには野生のクジャク(コンゴクジャク)はいませんが、ロッジやホテルなどの中庭でインドクジャクが飼われていることがよくあります。

あるドライバーに、「あれはスワヒリ語でなんというの?」って尋ねたら「ndege 鳥だよ」という答えが戻ってきました。
あの鳥の名前が知りたいのって重ねて尋ねると、知らないといいます。
野生動物の名前は当然すらすらと答えてくれる人が多いですが、飼育動物は知らないのかも。

野生動物の名前も、どのドライバーもスワヒリ語で的確に答えられるとは限りません。
彼らのほとんどが『英語を話すドライバー・ガイド』ですから、英語での名前の方がかえって正確に答えてくれるのかもしれません。

さて、このクジャクなんですが、 鳴き声を聞いたこと、おありですか?

クジャクの鳴き声って、ネコそっくりなんですよぉ…

実は私はネコがだめ。嫌いなんじゃなくて怖いんです。
それも、小さければ小さいほど怖い。

アバディーア・カントリークラブにはクジャクがたくさんいます。
そして当然ながら、鳴きます。
その声に私はいちいち反応して震えてしまうのです。

そんなとき、ドライバーたちによくからかわれます。
「大きなネコが好きで東アフリカまで来るのに、小さなネコが怖いなんて、理解できないよ」って。

 

2013年4月24日 | カテゴリー : T 始まり | 投稿者 : nyamburra

tengeneza

tengeneza

tengeneza: 作る、組み立てる、修理する、直す

物を、作ったり修理したりすることを表す動詞です。

例文;
Seremala aliyetengeneza meza hii ni kakangu.
このテーブルを作った/修理した大工は、私の兄です。

日本では、最近は修理代が高いので、何でも買い換えてしまう傾向にありますが、東アフリカでは修理できるものは何度でも修理して使います。

街角で、小さなガラスケースを置いた職人さんをよく見かけます。
(昭和30年代まではよく見かけた飴細工のおじさんのような大きさのガラスケースです)
それは、たいてい時計の修理屋さんです。

その他にも、日本の「掛け接ぎ」 の技術のような緻密な仕事は期待できませんが、鉤裂きになった衣類の修理なども、仕立屋さんで引き受けてくれます。

最近よく流行っているのは携帯の修理屋さんだとか。

 

2013年4月4日 | カテゴリー : T 始まり | 投稿者 : nyamburra

tikiti

tikiti

tikiti : 切符、乗車券、チケット
 
料金を支払ってあることを示すための乗車券や入場券を指します。
英語から来た言葉ですから、英語風のアクセント、イントネーションで使われることも多いです。
 
例文;
Kesho nitakwenda mjini kukata tikiti.
明日、切符を買いに街へ行きます。
 
kata tikiti というのは、改札のために切符を切ることではなく 切符を買う という意味です。
 
昔は田舎へ帰る汽車の切符を買うのも一苦労だったようです。
最近はバスが、本数も種類も多く、ラグジャリーと呼ばれる豪華バスも走っていて、便利になりました。
長距離バスのチケットには、飛行機のチケットのような複写式の物もあったりします。
 
ザンジバル行きの船の乗り場などには、ダフ屋とはちょっと違うのですが、ブローカーのようなのがいて、チケット売り場へ連れて行こうとしたりします。
こういうのは、無視できればした方が良いと思います。

 

2013年2月26日 | カテゴリー : T 始まり | 投稿者 : nyamburra

tikiti

tikiti

tikiti : スイカ

カラハリ砂漠が原産地とされる果物、スイカです。

例文;
Nitamnunulia mama tikiti nikienda sokoni.
市場へ行ったら、母親にスイカを買ってあげよう。

東アフリカの市場でごく普通に並んでいる、あるいは主食になっているものに、アフリカ原産ではない物が多いのには驚かされますが、スイカは南部アフリカ原産です。

このtikiti、スワ・英辞書で調べると watermelon となっているのですが、スワ・スワ辞書に出ている例文では料理するというセンテンスがいくつか出てくるのです。
瓜類 がすべて含まれているのかもしれませんが、タンザニアで暮らしたときには、一度も料理した瓜というのに出会ったことがないです。

もっとも、私は野菜が大嫌いなので、出ていても見向きもしなかったのかも。

 

2013年2月15日 | カテゴリー : T 始まり | 投稿者 : nyamburra

tekenya

tekenya

tekenya : くすぐる
 
相手の足の裏等を軽くさわって、笑わせたり、我慢できなくさせる、あの行動を指します。
 
例文;
Ukinitekenya nitakupiga baadaye!
くすぐったら、あとでぶつからね!
 
日本語では、相手をそそのかすというか、おだててその気にさせるような行為も くすぐる といいますが、スワヒリ語の場合はその使い方はないように思います。

 

2013年2月8日 | カテゴリー : T 始まり | 投稿者 : nyamburra

teleza

teleza

teleza : 滑る、滑って転ぶ

ぬかるみや凍った道路で滑る、あの状態です。

例文;
Sakafu hii inateleza.
この床は滑る。

Tembea polepole ili usiteleze kwenye matope.
ぬかるみで滑って転ばないようにゆっくり歩きなさい。

deki といって、床の雑巾がけ、モップがけをほぼ毎日します。
洗剤をつけてするのは時折ですが、お水だけの雑巾がけは欠かしません。
一般の家庭だけでなく、会社や事務所も同じです。

で、怖いのは洗剤を使ってのモップがけです。
床がテラゾやリノリウムのところは特に怖いです。
スッテンコロリと転倒しますから。

私自身、何度か滑って転んで、打ち所が悪かったら首の骨を折っただろうというような状態になったことがあります。

 

2013年1月29日 | カテゴリー : T 始まり | 投稿者 : nyamburra

tangawizi

tangawizi

tangawizi:ショウガ
 
東アフリカでもよく用いられる ショウガ です。
 
例文;
Napenda chai ya tangawizi.
私はショウガ入りの紅茶が好きです。
東アフリカの人が大好きなミルク・ティー。emoji-12
私も大好きですが、中でもスパイスを効かせたものが好きです。
 
インド人が好むマサラ・ティーとは違って、ショウガ入りやmdalasini シナモン、iliki カルダモンなど単体のスパイスを使う方が多いように思います。
 
中でもショウガ入りは一番ポピュラーかもしれません。
 
そして、ショウガは体(特にお腹)を暖めるということで雨期や寒い時期に好まれます。
 
お腹を壊したときは、ミルク・ティーはあまりよくないのでショウガとお砂糖を入れただけのものを飲みますが、これもあっさりとおいしいです。
 
暑い夏には、冷たく冷やしたショウガ入りの紅茶はいいですよ。

 

2013年1月19日 | カテゴリー : T 始まり | 投稿者 : nyamburra

tende

tende  tende

tende : ナツメヤシの実

ナツメヤシの木mtende といいます。

例文;
Tende hizi zi tamu sana.
このナツメヤシの実(複数)はとても美味しい。

実の58%が糖分といわれるぐらい甘くて美味しいナツメヤシは、北アフリカやアラブ諸国では、主要な食品の一つでもあり、財産でもあります。

また、実だけでなく、葉や葉柄は、工芸品やマット、ロープ類の材料にもなります。

ダルに住み始めて間もない頃:
中庭で、うちのお手伝いさんや家主の娘さんたちがござを広げて何かを食べていました。
通りがかった私に “Karibu mende! ゴキブリをどうぞ” と声をかけてきました。
少し離れてみている私の目には、確かにゴキブリの佃煮のように見えました。
でも、まさかゴキブリは佃煮にはしないでしょう

おそるおそる近づいてみると、やっぱりゴキブリの佃煮

こんなもの食べるの? と尋ねると、甘くて美味しい言います。
もう一度、これは何かと尋ねると tende だといいます。

ゴキブリではないと分かったものの、正体不明です。
種を出しているところをみると何かの実であることは間違いなさそうなので、一つ貰って口に入れました。
甘ァ~い  (スピードワゴン風)

家に戻って辞書を調べてみるとナツメヤシの実と判明。早速その週末に買い物に出たときに、買ってきました。

今でもナイロビ滞在中にはよく買って食べますし、帰りのドュバイの空港でお土産にも買ってきます。
ドュバイではさすがに品数が多いのですが、私がいつもお土産用に買い求めるものは、種を取り出して、代わりにアーモンドを入れて種に見せかけてあるものです。

安いもの (?) はゴキブリの佃煮風にぐちゃっと詰めてあるのですが、これは一粒ずつきれいに箱詰めされているか、バスケットに並べてパッキングされています。
お土産の一押しです。

2013年1月7日 | カテゴリー : T 始まり | 投稿者 : nyamburra

tafuta

tafuta

tafuta : 探す、捜す

見えなくなったものや欲しいものを見つけようとする、捜す、探す という行為を表す動詞です。

例文;
Nimekutafuta mjini kote!
あなたを町中捜したよ!

捜しものも探しものも、口コミですぐ伝わるのがアフリカのいいところですね。

引っ越したくて家を探しているときなども、誰かに声をかけておくと、次々伝わって、情報がもたらされます。
むろん弊害もありますが… つまり、いくらぐらい家賃を支払う能力があるのかなどが漏れてしまうとか、どの辺りに越したがっているなど、波風を立たせかねない情報も、時には尾鰭がついて流れていきます。

ちょっと不思議な表現は、専業主婦で家にいる私に会いに来て、Nimekutafuta. と言ったりすること。
頼み事があったりして来たときに、こんな風にいわれます。

日本語だと 「会いたい、/お目にかかりたいと思っていました」 に近い意味で使っている感じですね。

そういうときのこちらの返事は Nipo. 私はおります。
これも不思議な返事ですよねぇ。kao-tehe

 

2012年12月14日 | カテゴリー : T 始まり | 投稿者 : nyamburra