suka : 編む
髪やバスケット、マットなどを編む動作を表します。
例文;
Msichana huyu anajua sana kusuka nywele.
この少女は髪を編むのが上手だ。
セーターを編むのは fuma ですが、shona 縫う を使う人もたまにいます。
髪は、学校へ行っている子どもたちの、ごく簡単な編み方の場合は、親や姉妹、あるいはお手伝いさんなどが編んでやる場合も多いですが、凝った編み方の場合はむろん美容院というか、髪結い屋さんへ行くことになります。
複数の人で編んでも、丸二日かかるような髪型も少なくないようです。
私が使っていたお手伝いさんで一人、とても上手に髪を編む人がいました。彼女がうちにいる間、うちの娘たちは美容院へ行かずに家で彼女に編んで貰っていました。私としては内心、美容院代がいらないからラッキーと思っていました。
別なときには、大家さんが隣に住んでいて、そこの娘さんが上手だったので、娘たちはその子に毎週編んで貰っていました。
髪型にも流行があって、名前がついていたりします。
ある時、下の娘が大家さんの娘さんに編んで貰ってきた髪型…
名前は Kilimanjaro upande というそうで、片方の耳の後を出発点に、頭の周りをぐるぐる回って頭頂部まで一続きに編んであって、それがキリマンジャロに登っている感じを表したもののようですが、私は違う名前をつけました。
蚊取り線香
だって、どう見ても蚊取り線香だったんです
思わず口に出してしまったら、それはスワヒリ語でなんというのってしつこく聞かれ dawa ya mbu と教えたのですが、、、
半泣きになった彼女、とうとう翌日にはお手伝いさんに解いて貰っていました。