umeme:稲光、電気
ケニャでは、電気は stima といわれる方が多いかもしれません。
例文;
Tunatumia nguvu za umeme kusukuma maji ya bomba.
私たちは水道の水を送るのに電力を使っている。
初めてケニャへ行ったときのこと;
キスムまで続く線路沿いに、電柱が並んでいました。
サファリ・クルーザーの中から眺めて、最初はみんな、電柱に小鳥が並んでいると思っていたのです。
ある電柱には5羽、これには6羽、あっちは7羽という具合に。
「それにしてもたくさんだねぇ。ムクドリかなぁ」なんて話しながら、どれぐらい走ったでしょう。
ふと、「あれ、本当に鳥?」って疑問がもたげてきました。
みんなよくよく目をこらして眺めると、なんのことはない『碍子』でした。
みんな野生動物を見に来ているものですから、なにを見ても生き物に見えていたんですねぇ。
もう車内は大爆笑でした。
電柱なんだから、小鳥と思う前に碍子だと思うのが普通だと、あとから気づきました。
タンザニアには、プリペイド式の電気メーターもあるようです。
日本なら『コンビニで』というところでしょうが、キオスクなどでお金を払ってナンバーを貰ってきます。それを各戸に設置されているメーターに打ち込むようです。
電気代を支払わないと電気を止めるというのが昔の方法でしたが、電気会社の人が来て止めて帰っても、すぐあとに住人が勝手に復旧(むろん違法です)させてしまったりしていたので、電気会社も手を焼いたのでしょうねぇ。
連れ合いは借家を持っていますが、ケニャにも早くこのメーターがついて欲しいと言います。
というのは、借家人が、電気代を払わないままに家を出て行くケースがよくあるからです。そうなると、次の人に貸すためには家主が払わないといけなくなります。
プリペイドのメーターなら、そのとき住んでいる住人が払えばいいので、確かに便利だと思います。