mgomba

mgomba

mgomba : バナナの木
 
植物としてのバナナを指す名詞です。
 
例文;
Mgomba mkubwa huzaa ndizi kubwa vile vile.
大きなバナナの木は、同じように大きな実をつける。
 
一応 「木」と書きましたが、バナナは多年草で、木ではないんですよねぇ。
 
スワヒリ語では、実の名前に植物を表すクラス接頭辞がついて、その実のなる木や草を表す場合が多いのですが、バナナは、実と植物名がまったく違います。
 
バナナは、実を食べるだけでなく、葉から繊維を取ったり、工芸の材料にしたりもしますし、茎は動物の飼料にもなり、残すところなく使える、大変有用な植物です。
 
茎は1年生で、実が熟すと枯れて、次の新しい茎が伸びてきます。個人的には、その枯れた茎や葉っぱが汚らしく見えるので、あまり好きではありません。
 
バナナの葉っぱで作った貼り絵工芸が 「バナナ・リーフ」といって売られています。
自然な色合いの差だけででなく、布地と組み合わせたものなどあって、アフリカらしい景色や動物の姿などを描いています。
あまり値段も高くないし、重くなく、壊れない、おまけに珍しいから喜ばれるという、お土産にぴったりのものです。

 

2013年2月19日 | カテゴリー : M 始まり | 投稿者 : nyamburra