kasirika : 怒る
腹を立てる、怒る という意味の動詞です。
例文;
Alikasirika sana akaondoka.
彼はとても腹を立てて、立ち去った。
ずいぶん前ですが、ある漫才師が「怒ったぞ!」といってお客を笑わせていました。
訳すと Nimekasirika! となるわけですが、この表現、スワヒリ語ではよく使います。
もっとも、初めて夫からこういわれたときには思わず笑ってしまいましたが (^o^)ハハハ
でも、怒ったときにそういってくれるのはいいですよね、分かりやすくって。
黙って拗ねていられるよりは、怒ったと明言(?)してくれれば、理由も尋ねやすいし、事と次第によっては謝れるし、弁明もできますよね。
いわゆる「腹を立てる」というほかに、拗ねる/悔しがる に近い感じの時にも使います。
例えば、自分でおもちゃを落として壊してしまった。そんなときでも kasirika を使います。
こういうときって、日本語の 怒る/腹を立てる は、ちょっと違いますよね。
あるいは、何かをしそこねたときなど、原因が自分にあるときでも kasirika ですが、これもやっぱり 悔しがる に近いと思います。
だけど、自分のせいなのに腹を立てられてもねぇ。