daladala / matatu : 乗り合いミニバス
もっとも庶民的な移動手段です。
例文;
Nikienda Nakuru nitapanda matatu.
ナクルに行くときはマタトゥに乗ります。
ナイロビなど、大・中型のバスも走っていますが、台数もルートも多いのは matatu。
タンザニアでは daladala と呼ばれます。
これは、ワゴン車を改造したもので、最近は法律が改正され、取り締まりも厳しくなったので、定員オーバーはあまり見かけませんが (でも、あります)、少し前までは20人以上詰め込むことなどざらでした。
実は数えるほどしか乗ったことがないのですが、かなり勇気がいる乗り物です。
一度なんか、前の席に乗っていた妊婦さんらしき女性が気分を悪くし、窓から顔をだして吐き戻しました。窓が閉まっていたから良かったものの…
私は乗り物酔いする方なので、つられて酔わないかと本当に心配でした。
車内は超満員で乗るのですが、小さな子どもを連れた人にはみんな親切です。
子どもは、親の膝に乗せるということで無料なのですが、複数の子どもを連れた人がたくさんいます。そんなとき、誰かが自分の膝に乗せてくれるようです。
あるいは、長距離のmatatuに子どもだけ乗せるということもします。乗せるときに車掌さんに頼んでおくと、終点の事務所まで連れて行ってくれます。引き取りの人が来るまで事務所で待たせてくれるそうです。
少し前まではギンギラの装飾とガンガンならす音楽で有名でしたが、これも法規制で止められているとかいうことで、外見は少しおとなしくなってきているそうです。