nazi : ヤシの実
お料理に使うと美味しい、ヤシの実です。
例文;
Nenda jikoni ukakune nazi.
台所へ行って、ヤシの実を削りなさい。
ヤシの実の果肉の堅くなったものを削って、それをお湯に浸してココナツ・ミルクを搾り、お料理に入れます。
ココナツ・ミルクが入ったお料理は東南アジアにも多いので、召し上がった方は多いと思いますが、カレーなどに入れると、辛さの中にもまろやかさが出て、本当に美味しいです。
料理用のヤシの実は、売っているときには外側の固い殻はすでに剥かれて、繊維質の部分がむき出しになって売られていることが多かったです。 これを買ってきて二つに割って、mbuzi と呼ばれる道具で削ります。
私は自分では上手く削れないのでお手伝いさんにやって貰っていましたが、削っているそばに座ってつまみ食いするのも好きでした。
シチューに入れるだけでなく、ご飯にもココナツ・ミルクとお塩を入れて炊くようです。
お湯にしたして搾るとき、一番搾りと二番絞りを取ります。 お料理によって使い分けたり、混ぜてしまうときもあるようです。
一度、絞りかすをケーキに入れてみましたが、さすがにうまみも香りも少なかったです。
一度ナイロビのスーパーで、すでに削ってあるココナツを買ったのですが、これはどうも絞りかすみたいで、濃いミルクがとれませんでした。