chanachana : 寸断する、細断する、ずたずたに切る
基本の動詞 chana 切る を重ねた形(反復形)のこの動詞は、ずたずたに切り裂く行動を表します。
例文;
Kamau alichanachana karatasi akitumia mashine (ya kukatia karatasi).
カマウはシュレッダーを使って紙を細断した。
個人情報の保護が叫ばれて、弊害も出ているようですね。
何でもそうですが、「過ぎたるは及ばざるが如し」なんですが… とはいえ私も、自宅にシュレッダーを備えています。住所氏名が書かれた不要な紙類って、結構多いんですよね。毎日大活躍しています。
今時、物を買って新聞紙で包んでくれるなんてお店は、日本ではまずないでしょうねぇ。私たち団塊の世代が幼かった頃は、八百屋でも魚屋でも、買えば新聞紙で包んでくれるのは当たり前でした。
東アフリカでは、今でも新聞紙が包装紙の代用になっています。大手のスーパーなどでも、壊れ物を買ったときには新聞紙で包んでくれます。
中には、ノートをほぐした紙やテスト用紙が使われていることさえあるんです!
ある時、小さなキオスクでマッチかなにか、小さなものを買いました。
小さな物だったのですが、包みましょうか?といわれて、お願いしますと答えました。 家に帰って見てみると、それはテスト用紙で、いっぱい×がつけられています。しかも、名前も学校名も書いてあるんです。
これ、情報漏洩、それも屈辱的な個人情報の漏洩ですよねぇ。
夫に話すと、「そのうちの子どものじゃないの」と、全く気にもかけないんです。
むろん今のように情報漏洩なんて叫ばれるような時代ではなかったですが、それにしてもねぇ。
「自分の家の子どものだったら、こんな悪い成績が他人様に分かったらイヤじゃない」とさらに言うと、夫の答えは、「イヤだ、恥ずかしいと思う親ばかりじゃないってことだよ」。
その後しばらく、当時幼稚園だった娘を脅かす手段に使っていました。
「ちゃんと勉強しないと、悪い成績のテストは包み紙にされて、みんなに成績が分かってしまうのよ」って。 でも、娘の方が上でした!
「いい成績の時にはキオスクに持って行って使ってもらって、悪かったら、マミーに見せる前に破いちゃうわ」
娘は Nitachanachana といいましたから、細かく破るつもりだったんでしょうねぇ。