ja : 来る
日本語とはちょっと違う、ややこしいところもある動詞です。
例文;
Rafiki yangu atakuja nyumbani kwangu.
友だちが我が家へ来ます。
来る というのは、日本語では 自分のいる方向へ来る というのが基本ですが、スワヒリ語の場合は対話者同士のどちらの方向へ移動するのもこの ja を用います。
例文;
Nitakuja kwako.
(私はあなたの家へ来る) お宅に伺います。
私とあなたが話していると仮定した場合、あなたのいらっしゃる場所、私が行く方向によって ja 来る を使うか、enda 行く を使うかが違ってきます。
あなたがアフリカにいて、私がアフリカに行く場合は;
Nitakuja Afrika.
(私はアフリカに来る) 私はアフリカへ行きます。
あなたがアフリカ以外にいて、私がアフリカに行く場合は;
Nitakwenda Afrika.
私はアフリカへ行きます。
あなたがアフリカにいて、私がヨーロッパへ行く場合は;
Nitakwenda Ulaya.
私はヨーロッパへ行きます。
慣れないとちょっと戸惑いますが、よく使う動詞なので、頑張って慣れるようにしてください。