sukuma : 押す
物理的に物体を押すだけでなく、精神面での後押しも表します。
例文;
Alinisaidia kulisukuma gari langu lilipokwama kwenye matope.
私の車がぬかるみでスタックしたとき、彼は押してくれた。
最近はあまり見かけなくなりましたが、昔は、押さないとスタートしないような車も結構ありました。
家に駐車スペースのない人や、あっても治安面で不安が残るなどで、ウォッチマンがいるところに駐車する人も多かったです。
月極で支払うのではなく一晩いくらで駐めていましたが、彼らが座っている場所の近くや、明かりの下に駐めたければ、時々はチップを渡してやる必要がありました。
ある時、一緒に出かけた帰り、夫が明かりの下ではないところに車を止めるのでおかしいなと思ったら、「昼間、車の調子が悪かったので、明日の朝、スタートしなかったら困るのでこの場所に駐める」といいます。
見れば、そこは、土が盛ったように少し高くなっているのです。
なるほど、スタートしなかったら、ここなら力を入れて押す必要もないようです。
「でも、ここ、ちょっと暗いよ」と私が言いかけたとき、夜警がそばに来ました。
夫はその人にお金を渡して、イスを近くに持ってきてそこに座るようにといいました。
翌朝、うちの車は問題なくスタートしたそうですが、いつもそこに止めてあった車が、実はスタートしない車で、朝、夫が車を取りに行ったとき、ちょうどその人も来ていたそうで、後押しを手伝わされたそうです。
結局押しているやないかぁ。 (^o^)ハハハ